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【第二十四話 -異変-】

五百籏頭    「お前と二人ってなんか気持ち悪いなw」
破戒僧      「俺だって別に組みたかったわけじゃない」
五百籏頭    「しかしお前も大分話すようになったなw」
破戒僧      「その話しは今関係あるのか?」
五百籏頭    「弥勒とは今もやり取りしてるのか?」
破戒僧      「してるよ。って今はその話しはいいだろ。探そうぜ」
五百籏頭    「プールもないのかこの学校は」
破戒僧      「体育館も無いな」
五百籏頭    「しかし肌寒いな・・・抱き合うか?」
破戒僧      「んもー!1人で探していいか?頭おかしいだろあんた」
五百籏頭    「ああ・・・おかしいよ・・・なんか最近おかしいんだ俺」
破戒僧      「生まれつきだろ」
五百籏頭    「彼女には追い出されるしよ・・・まじどうしたらいいんだよ・・・」
破戒僧      「珍しくネガティブだなw」
五百籏頭    「ああ、たまに人を数したくなるんだよ・・・」
破戒僧      「なんだよいきなり怖いな」
五百籏頭    「うっ・・・ぐっ・・・」
破戒僧      「おいおいまたふざけんのか?マジでいい加減にしてくれよ。おいていくぞ」
五百籏頭    「・・・うぅ」(五百籏頭はいきなりその場でうずくまってしまった

破戒僧は、うずくまる五百籏頭をシカトし10mほど歩いた

破戒僧      「おい、早く来いって」
五百籏頭    「・・・」
破戒僧      「・・・マジなのかよ?!」
五百籏頭    「・・・苦しい」
破戒僧      「ネタとかだったらマジで切れるぞ」
五百籏頭    「破戒僧・・・苦しいよ・・・」
破戒僧      「あああああ!もう!!この状況でネタとかふざけんなよマジで」
五百籏頭    「・・・・苦しいよ・・・破戒僧」
破戒僧      「悪いけど一人で探すわ」

破戒僧は、うずくまる五百籏頭を見捨て一人で検索しはじめた

破戒僧       (・・・マジなんなんだあいつ・・・。とりあえず、戻るか・・・。)

一方教室では怖さを紛らわす為に世間話しをしていた
なっちゃん    「ってわけなんですよー」
尻子        「まじかーw通りで・・・」
コヒ        「びっくりだよなぁw」
なっちゃん    「・・・とりあえずみんな早くかえってきてほしいですね・・・」
尻子        「なっちゃん大丈夫?怖くないから安心してなー」
コヒ          「怖いかもしれんけど、それは皆同じよwとりあえず頑張ろう」
なっちゃん    「ありがとうございます・・・怖いけどなんとか大丈夫です」
コヒ        (なっちゃん彼氏おるんかなぁ・・・きけねえなぁ・・w)
尻子        (あー なっちゃんぺろぺろしたいわー・・・)
なっちゃん    「・・どうしました?」
コヒ        「い、いやw元気ないなってw」
尻子        「お・・おう。元気ないのも無理ないよー」

ダダダダダ!! (教室に凄い勢いで近づく足音が)

なっちゃん    「?!」
コヒ        「だれよ?」
破戒僧      「はぁはぁ・・・」
尻子        「破戒僧さんかよー びっくりするからもうちょっとゆっくりきてや」
なっちゃん    「びっくりした」
破戒僧      「はぁはぁ・・・人が怖い思いして外行ってたのに楽しそうだな・・・?」
尻子        「ごめんごめん・・・先週のドラマのオチ忘れてさ・・・なっちゃんに聞いてたんよ」
なっちゃん    「怖かったので気を紛らわしたかったんです・・・すみません」
コヒ        「それよりどしたんよ・・?五百籏頭さんは・・・?」
破戒僧      「お、俺は何も悪くない!!はぁはぁ・・・」
尻子        「は、破戒僧さん?おちついて」
なっちゃん    「もしかして五百籏頭さんになにかあったんですか?」
破戒僧      「なんかあいつ・・・急にうずくまりだして・・・はぁはぁ」
コヒ        「とりあえず、水のめって」
破戒僧      「お、おう・・わりいさんきゅう。ゴクッ・・・ゴクッ・・・」
破戒僧      「ふぅ・・・」
尻子        「・・・それで?」
破戒僧      「急にうずくまりだして、破戒僧苦しいネタいいだした」
コヒ        「んもーあの人は・・・w」
尻子        「破戒僧さん相手とはいえ、この状況でさすがに無いわー。」
破戒僧      「いやそれがネタじゃないっぽいんだよ・・・とりあえず急いで報告しにきたんだわ」
なっちゃん    「あ、トランシーバーなってません?」
尻子        「おっ」
コヒ        「ちょ、破戒僧さん出てみてや」
破戒僧      「わかった」
破戒僧☆     「あ、あ、あ、きこえる?どうしたん?」
しょぼちん☆   「あ、破戒僧さんですかね?ちょ・・・たいへんやわ」
破戒僧☆     「ふむふむ、うん。ええええ?!まじで!?」
コヒ        「どしたん?」
破戒僧       「車が無いらしい」
なっちゃん    「ええ・・・嘘・・・」
コヒ        「・・・嘘だろぉ?」
尻子        「勘弁してくれよー」
破戒僧☆       「で、他に変わったことは?」
しょぼちん☆    「僕は確認できなかったんですが、ザウきゅんが人影を確認したらしい・・・」
破戒僧☆       「・・・まじで??五百籏頭さんじゃない?」
しょぼちん☆    「いや・・・それは無いと思います・・・とりあえずそっち戻ります」
破戒僧☆      「わかった。きをつけてな」

 

 

 

 

破戒僧       「~~ってわけなんよ」
コヒ         「車がないってどうすんのよ・・・」
尻子        「絶対俺たちの正体ばれてるやろこれ・・・」
なっちゃん    「とにかく、みんなで五百籏頭さんを見にいってみましょう」
コヒ        「そ、そうやな。でも荷物あるし、ここを動くのはまずいんじゃ?」
尻子        「すぐ戻れば大丈夫でしょ」
破戒僧      「1分くらいで着くよ」
なっちゃん    「しょぼさん達も帰ってきますしね・・・」
コヒ        「少しくらいまたせても大丈夫っしょwいこで」

4人は荷物を残し五百籏頭のところへ向かった