▼■■■■■■■■

【第三十八話-計画-】

白装束の長   「・・・憎しみの心がここまでも人を動かすとはな・・・」
尻子        「もうええわ。はよやってくれ」
しょぼちん     「なんで・・・なんでこうなっちまったんだよ・・・みんなすまん・・・泣」
破戒僧      「阪田・・・おちつけ。誰にも言わないから助けてくれ!!」
阪田        「お前は最後まで最低だな。安心しろ・・・最後にじっくりやってやるわ・・・ヒヒヒ」
破戒僧      「勘弁してくだちぃ・・・」
阪田        「総裁・・・まさかお前をこの手でやれるとはな・・・光栄におもいますよ・・・」
尻子        「あほくさ 早くやれや」
阪田        「お望み通りやってやるぜええええ!!これで俺がNo1だあああ!ハハハハハ」


尻子もザウと同じように何も告げることなく首を垂らした


破戒僧      「詰みか」
白装束F     「ここまでやるとは・・・」
しょぼちん    「よくやった・・・阪田」
阪田        「しょぼさん、計算通りでしたね」
白装束C     「・・・?」
しょぼちん     「うへへへへへくけけけけけけ」
破戒僧      「どういうことだよ・・?」
しょぼちん     「ここまでうまくいくとは思いませんでしたよ僕も」
破戒僧      「説明しろ!どういうことだ!」
阪田        「トイレに2人で行った時にしょぼさんと約束したんだよ」
破戒僧      「約束・・・?なにをだ?」


しょぼちん    「こうなる事は知っていたんですよ最初から。だから二人でトイレに行ったときに
                       二人だけで生還しようと約束したのです」

白装束の長   「知っていただと?」
阪田        「この人は唯一、俺についてきてくれたからな」
破戒僧      「そんな事で決めたのかよ・・・でも全員殺す必要ないだろ」
白装束D     「ふふふ・・まさかそこまで熟知しているやつが居たとは驚いたな」
しょぼちん     「クソコテは1人でいいんです。他は邪魔ですから。」
白装束E      「お前。まさか・・・」
しょぼちん     「そうですよ。僕だってこんな村を誰かに聞かなかったら知りませんでしたよ。」
白装束F      「やはりそうか」
破戒僧       「どういうことだよ・・・?何をいってるのかわからないぞ」
しょぼちん      「僕の親父もこの村の生還者なんですよ」
阪田        「・・・なるほど」
白装束の長    「・・・確かに似ておる。あの時の若者がお前の親ということか。」
白装束A      「知っておられるのですか?」


白装束の長    「今から・・・4~50年前か。若者3人が似たような感じで遊び半分できたことがあった
            その若者は2人の先輩に扱使われていたらしく憎しみの心が強かった
            その魂がこの地へと誘導したのだろうな。そして結果は2人を絞数し生還した
            あの頃は私もまだ若く、強く印象に残っていた。それ以降この村へ足を踏み込んだ
            生還者は数名しかいない」


白装束B      「私も噂には聞いていましたが事実だったんですね・・」
破戒僧       「・・・という事は最初から、俺たち全員をやるタメに計画したってことかよ?」
しょぼちん     「破戒僧さんは頭が良いですね。その通りですよ。他のクソコテは邪魔なんです」
阪田         「・・・そういうことだ」
しょぼちん      「貴方達に枠を被せられ、リスナーをとられたときの屈辱は今でも許せませんから」
破戒僧       「あ・・あれはコヒだろ!!俺は何も悪くない!!!」
しょぼちん     「そうですね・・・ただ、結果的にクソコテは邪魔なんですよ私からしたら」
白装束の長    「話はそれまでだ。阪田とやら、まだ数すのか?早く選択しろ」
阪田         「しょぼさん・・・本当に2人で帰れるんだよな・・・?信じるぞ?」
しょぼちん      「あたりまえだ、お前は弟のようなもんだ。二人でリア充しよう」
阪田          「・・・わかった。選択権を譲る」
破戒僧        「馬鹿め。まだ俺の選択権が残っている事を覚えてないのか?」
しょぼちん       「しまった・・・初歩的ミスをしてしまった・・・」
阪田          「おいおい・・・もう選択権は譲ってしまったぞ・・・」
破戒僧        「ばっかがぁぁぁぁww よーーーしこい!!俺が神となってやる!!!」
しょぼちん       「・・・破戒僧さんは僕達は数しませんよ」
阪田         「馬鹿だろおまえ・・・」
しょぼちん       「お前だって興奮して忘れてただろうが・・・安心しろ・・・奴に選択権はいかない」
破壊増        「・・・そう思うか?」

白装束の長     「もういいか?では最後の選択権を決めるとする」

しょぼちん      「・・・ゴクリ」
阪田          「はぁはぁ・・・」
破戒僧        「こいこいこいこいこいやああああああああ!!」