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【第二話-旅館-】

村民        「君達はここを使うが良い」
コヒ       「旅館・・?ですか?」
尻子       「最高じゃん」
ザウ       「貸切きたこれーw」
村民       「ごめんな。そうしてやりたいんだが実家がもう無い帰郷組みもいるのだよ」
破戒僧     「なるほど、祭りの為に帰ってくる子孫の為の宿泊施設みたいなかんじか」、
村民       「そうそう。普段はもう使われてないんだが、毎年この時期は手入れしてるんだよ。」
しょぼちん    「ありがとうございます!」
五百籏頭     「本当お気遣いすみません!」
村民        「大浴場とまではいかないけど、お風呂も好きにしていいぞ」
阪田       (マジいい人じゃん)
なっちゃん    「何から何まで本当ありがとうございます」
村民        「なーに。お嬢ちゃん若い男の子達に襲われないよう、気をつけてな」
野郎衆      (ギラッ)一斉になっちゃんをみた
なっちゃん    「ちょっとw怖いよみんなw」
しょぼちん     「大丈夫です!何かあったら体張って守りますから!」
コヒ          「お前はほんっと・・w」
尻子        「何もせんよww」
破戒僧      「そういえば・・・」
五百籏頭    「ん?」
破戒僧      「荷物どうした?あれは何できえた?」
阪田        「ああ、あれは俺が隠した」
コヒ          「そそwでも荷物どこおいたの?」
ザウ         「そういえばそうだな・・・」
村民        「荷物なら、先に宿にみんなの持っていって置いたから安心しなさい」
尻子        「荷物まで・・ええ人達やが・・・」
なっちゃん        「いいなぁ・・・故郷って・・・」
コヒ        「なっちゃんはそういうのないん?」
なっちゃん    「ないですよーw私は実家が本家ですのでw」
五百籏頭     「なるほどな・・・田舎の人は大体そうなんだろうな」
村民        「ではどうぞ、お入り下さい」
ザウ        「うおー なんか旅館番組に出てもおかしくない作りだな」
破戒僧      「年期入った感じが良い味出してるな」
しょぼちん     「いいかんじやろ?」
尻子        「一回こういうところ泊まってみたかったんだよね」
コヒ        「俺も俺もwwなんか木の香りもええかんじやねww」
ザウ        「もう4時になるぞww」
なっちゃん    「楽しいとあっという間に時間がすぎてしまいますね」
しょぼちん    「ですね。なっちゃんともう少ししかいられないと思うと寂しいです」
なっちゃん    「・・・え?」
コヒ        「だなぁwなっちゃんもだけど皆とずっといたいよ・・・w」
尻子        「くっさ」
破戒僧      「きっも」
阪田        「しょーもな」
ザウ        「・・・w」
コヒ        「阪田くんまで言わなくていいだろぉw」
尻子        「阪田くんもなんだかんだとけこめてよかったじゃん」
しょぼちん     「だな~」
なっちゃん     「あはははw」
五百籏頭      「俺ももう帰りたくねーわ。勉強とかしたくねー」
ザウ        「ワシも・・・現実に戻りたくねぇわ」
尻子        「そうだね・・・」
破戒僧       「いきなり落ちるなw」
なっちゃん     「なにいってるんですか!まだまだみんなこれからですよ?」
コヒ         「なっちゃん・・w」
村民        「では私達はお邪魔しちゃ悪いのであとはごゆっくりどうぞ」
尻子        「あ、ありがとうございます!」
しょぼちん     「2階はつかっていいんだよね?」
村民        「うん、いいよ。1階は他の人達も泊まるからごめんなぁ」
コヒ          「いえいえ、とんでもないです」
破戒僧       「んじゃ、下に迷惑かけないようにしないとな」
五百籏頭      「枕投げしようとする奴が絶対いるからな!」
尻子         「五百籏頭さんくらいでしょ・・」
阪田         (このオッサン・・・)
なっちゃん     「男性って何歳になっても子供なとこありますよねw」
ザウ         「ワシら精神年齢中学でとまってるからね・・・」
村民         「ユカイなやつらだな じゃあおやすみ。お風呂はあっちね」
しょぼちん     「おじちゃんありがとなぁ」
なっちゃん     「おじさん、ありがうございます!」
コヒ         「おつかれさまです!おやすみなさい」
尻子         「お世話になります」
五百籏頭      「あざーっす!」

一同は迷惑にならぬよう小声で話しながら2階へと向かった