〓〓〓

【第十二話-人影-】

(尻子しょぼちんザウ編)

釣りをし、しばらく経った頃だった

尻子       「・・・おーん?おーい、みんなー!ちょっときてや」
ザウ       「どうした?フィッシュオンか?!」
しょぼちん   「タモ持ってきた!まかせろや!」
尻子      「いや、ちゃう。向こうの対岸の森?見てや」
ザウ      「どのへん?」
しょぼちん   「どうしたん?」
尻子      「いや、人が歩いてた気がしたんよ2人くらい、あのへん」
ザウ      「五百籏頭さんと阪田が道に迷ったんか?」
尻子      「それはないっしょw」
しょぼちん   「あー、あれはキノコ狩ですよきっと。」
尻子      「あー村民の人か?」
ザウ       「いいなー自給自足って」
しょぼちん   「そうそう。あの辺はキノコがいっぱい生えとんねん。ガキの頃よくいったわ」
尻子      「キノコ狩もやってみたかったな」
ザウ       「ワシはキノコ食えんからええわw」
しょぼちん   「多分お祭りの宴でたくさんでるで。」
ザウ      (ウゲー・・・)「つ、つりしましょう!」
尻子       「おう!」
しょぼちん   「俺はテナガ海老でも捕まえるわ。さっきタモと一緒に仕掛けももってきたから」

3人は日が暮れるまで少年のようにハンティングに没頭した