【第二十四話-奉納-】
五百籏頭 「どうしたらいいんだ?」
破戒僧 「村民全員居るみたいだな」
しょぼちん 「適当にみんなにあわせたらいいですw」
コヒ 「そんなんでいいの?w」
尻子 「この赤い道はなに?」
しょぼちん 「神道ですよ。ここに那津神様達が通るんよ」
ザウ 「那津神?」
コヒ 「あっ、知らないんかw釣りしてたもんなぁw」
コヒは軽く説明した
尻子 「なるほど。お祭りの主役か」
破戒僧 「俺もさっき村長に聞いたんだがが那津神という神の為の祭りらしい」
しょぼちん 「だからさっき村長さんの家にいたんか」
五百籏頭 「図書室のあの本に書いてあったやつか・・・」
ザウ 「那津神様はだれがやるの?」
阪田 「村民っしょ」
コヒ 「果緒梨ちゃんっていう村唯一の若い女の子がやるんよw」
尻子 「ほう・・・」
おばあちゃん 「では皆の者!これから那津神様がお通りになる!全ての者は道を譲れ!」
村民と一同は神道際へ移動し、那津神様が来るのをじっくりと待った
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
村民 「今年もはじまったのう」
村民B 「あと何回見れるかな・・・。さあ君たちも手を合わせるんじゃ」
しょぼちん 「お、おう」
尻子 「こ、こうけ?」
村長 「なんでもいい、適当に神頼みしなさい」
尻子 「あ、村長さん、チャッス」
破戒僧 「祭囃子の音も聞こえるし、おもったより本格的だな」
コヒ 「こっちまで気が引き締まるなぁw」
五百籏頭 「確かにみんなケツを締めて良い顔してるな」
阪田 「うるせーよ」
村長 「ガハハハハ」
村民 「おお・・・きたぞ・・・」
ザウ 「どれが果緒梨ちゃん?」
村民 「御帳台に担げられてくるんじゃよ」
コヒ 「小さい女の子が果緒梨ちゃんと亜月ちゃんよw」
村民C 「おや?あれは誰だ・・・?」
ざわざわ
村民E 「台の中にいるのは・・・誰だ・・・?大人の女性っぽくみえるな・・・」
五百籏頭 「果緒梨ちゃんが成長したんでは?」
しょぼちん 「んなわけあるかい」
村長 「ガハハハハハ」
阪田 「まだ遠くてよくみえないな」
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
村の入り口の方から何かの楽器のようなものを鳴らしたり、叩きながら
衣装をすませた村の女性達の奉納行列と共に担げられ、御帳台の様な中に座る那津神様と思われる大人っぽい女性
その両隣を神の使いと思われる小さい子達がゆっくりと神道を進み向かってきた
ざわざわ・・・
村民F 「だれだこの綺麗な子は・・・」