【第三十一話-終祭-】
コヒ 「あら、ビールもうないがwwヘラヘラ」
五百籏頭 「もう・・・飲めない・・・バタン」
阪田 「おっさんベロンベロンじゃねーか」
破戒僧 「五百籏頭の飲みっぷりとしょぼちんの食いっぷりはすさまじいなw」
しょぼちん 「だっておいしいんですもん」
ザウ 「いやー食った食った。特にこのマス寿司は最高だな」
尻子 「酒強くないけど、たくさんのんだわー」
阪田 「そろそろ終わり?」
しょぼちん 「そろそろ終祭式だな」
コヒ 「最後の夜だし、なっちゃんともご飯食べたかったなぁ」
尻子 「そうだね・・・」
ザウ 「でも晴れ姿見れたしよかったよ」
破戒僧 「これから何やるんだ?」
コヒ 「片付け手伝わないとね」
尻子 「五百籏頭さん大丈夫ー?」
五百籏頭 「うへー」
しょぼちん 「最後に那津神様が境内から俺らに厄払いして〆て終わりです」
コヒ (そういえば・・・なっちゃん今年で20になるんやっけ・・・)
コヒの回想
村民 「これもまぁ村の言い伝えなんだが、20才になる最後の祭りでそれが証明されるんだよ」
コヒ 「どんなですか?」
村民 「もちろん私も見たことないが、言い伝えによると祭り終祭式の時に何かが起きる用じゃ」
尻子 「どしたん?」
コヒ 「い、いやwなんでもないよw(もしあの村民さんが言ってた伝説が本当なら・・・)」
那智神 「皆の者、今日はこの神聖な祭りに出席していただき感謝申し上げる」
神の使い 「神は大変よろこんでおられる。感謝申す」
尻子 「おお・・・なっちゃんも小さい子達もなりきっとるが・・・」
破戒僧 「最後の最後まで演技大会だったなw」
コヒ 「壊すなよ」
那智神 「これより、この村の未来への進展を願い、祈願式を始める。皆の者、ご起立願おう」
尻子 「ちょ、五百籏頭さん」
阪田 「最後までだらしねーオッサンだな」
しょぼちんは五百籏頭を担いだ
コヒ 「終わりかぁ。寂しいなぁ」
ザウ 「良い体験だったな」
尻子 「なっちゃんが一生懸命、村の為に頑張ってるから、最後まで付き合おう」
破戒僧 「そうだな。演技とかいってすまなかった」
那津神は本殿から降り、使い達は金箔の御幣と法螺貝の様な物をもち奥の神籬へと向かった
神の使い 「さあ、皆の者、着いて来い」
村長 「最後じゃ、みんないくぞ」
ザウ 「適当どころかめっちゃ本格的やんかw」
しょぼちん 「いつもはこんなガチちゃうんよ・・・」
コヒ 「五百籏頭さん爆睡やね・・w」
破戒僧 「茣蓙においてくればよかったんよ」
尻子 「みんないくのに1人だけ置いていくわけにもいかんでしょ」
信広 「ちょ・・・こっちきたじゃねぇか。息をひそめろ」
蒼繁 「や・・・やば」
信広 「・・・美しい・・・素晴らしい・・・」
蒼繁 「何かもう財宝とかどうでもよくなりましたね」
信広 「お、おう・・・」
おばあちゃんE 「そろそろじゃな・・」
おばあちゃん 「・・・うぬ・・・」
コヒ (・・・そろそろかな)