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【第三十七話-天罰-】

十家          「グハハハハハハ 悪く思うなよぉ グハハハハハ」
美恵          「う・・・嘘だろ・・・?!」

十家          「え・・・?」
信広          「外した・・・」
コヒ           「た、たすかった」
なっちゃん       「どうやら外したようだな。ふふふふ」
十家          「うそだろ?!この距離だぞ・・・なに・・・もう一発撃てばいいことよ」
五百籏頭       「今度こそ終わったか・・・」
なっちゃん       「帰れ。今後一切二度とこの村に近寄るな。さすれば命だけは助けてやる。」
美恵          「十家さん、やばいっすよ・・・こいつ人間じゃない。化け物だ!かえろうよ!!」
十家          「は・・・はい・・・すみませんでした・・・」
尻子          「助かった・・・」
なっちゃん       「よかろう。次に近づいた時は7代先まで祟ってやろうぞ」

十家          「なんていうと思うか・・・?この十家様がお前ら雑魚の為にやすやす逃げると思うか?今度こそ死ねバアアアアアアアカ!!」

十家はは右手に銃をもち左手は右手の手首を握り、天高く掲げえたあとゆっくりなっちゃんへ向かい降ろそうとした、その時・・・

なっちゃん       「愚か者め!!!お前のような者に生きる資格はない!!」

ピシャアアアアアアアアアアアアン!!!

十家の銃が雷の避雷針になったのか、雷が十家を直撃し、その場にうずくまった

十家           「ぐ・・・ぐう・・・」
美恵           「じゅ、十家さん!!」
なっちゃん         「彼も人の子。命だけは助けてやった。1日もすれば目が覚めるだろう。女、早く消えろ。二度とこの村に近づかないと誓え」
村民           「那津神様・・・ありがたや・・・ありがたや・・・」
美恵           「こ、こいつは最初からどうでもいいんだ。私自身の身に本当に今後何も起きないんだな・・?」
なっちゃん         「そう言ったはずだ。さっさと去れ」
美恵           「こんな気持ち悪い場所こっちから願い下げだよ!!」

そういうと美恵は近くに止めたバイクまで十家を引きずり、なんとか後座席に座らせ一目散に逃げ出した