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【第四十一話-胸騒-】

コヒ          「そろそろ寝るかぁww」
ザウ          「あーなんかもったいないな」
尻子          「もっと釣りしたかったな」

ダッダッダッダ

五百籏頭       「なんだ?」
しょぼちん        「はぁ・・・はぁ・・・なっちゃんおる?」
破戒僧         「いや、きてないぞ」
阪田          「具合よくなったのか?」
しょぼちん       「いやそれが・・・ウトウトしてもうて・・・おきたらいなかったんや・・・すみません」
コヒ           「おいおいおいw」
五百籏頭        「トイレとか風呂じゃないのか?」
しょぼちん       「いや確認したんですが靴がなくなってて・・・」
尻子          「じゃあ、急いでさがそうで」
破戒僧         「外の空気でも吸いたくなったんじゃないか?」
ザウ          「あの怖がりのなっちゃんが1人で外にいきたがるか?」
阪田          「もしかして、さっきの神籬とかにいるんじゃ?」
コヒ           「いってみよで」
しょぼちん       「先いっててください、僕村長さんに・・・」
五百籏頭        「いや・・・あまり騒ぎにさせてまた迷惑かけたくない。俺らで探そう」
破戒僧         「そうだな、みんなも疲れて寝てるのを起すのは悪い。俺らで手分けして探そう。
コヒ           「じゃあ俺と尻きゅんで神籬みてくるよ。皆は他頼むわ」
尻子           「了解、行こう」
五百籏頭        「うし、じゃあザウきゅん学校いくぞ」
ザウ           「お、おう、わかった」
しょぼちん       「じゃあ僕と破戒僧さんと阪田くんで車とか村全体的にみてきます」
コヒ           「みんなきをつけてな、あとで合流するね」
五百籏頭        「おっしゃいくぞ」

こうして各自ばらけて捜索し始めた

しょぼちん       「昨日と比べて縛りがないから捜索しやすいですね」
破戒僧         「俺はまだ多少の疑いをもってるけどな」
阪田           「まだそんなこといってるのかよ」
しょぼちん       「まままま・・・とりあえず車の方みてきましょう」
阪田           「おう、いくぞ」
破戒僧         「珍しく乗り気じゃん阪田w」
阪田           「なっちゃんとなると話しは別だろ」
しょぼちん       「ですよねー」

しかし車や脇道、村の民家の裏など捜索したが見当たらなかった

ザウ           「まさかまたこの学校にくるとは・・・」
五百籏頭        「昼みてないんだっけか?やっぱり夜は迫力あるな・・・」
ザウ           「手分けするか?」
五百籏頭        「そっちの方が早そうだな、どっちいく?」
ザウ           「んじゃワシ校舎いくわ。校庭はあんまり詳しくないから」
五百籏頭        「おっけー。何かあったら大声で叫べよ」
ザウ           「了解、じゃあ気をつけてな」

しかし校舎、教室、小屋、トイレ、倉庫などを捜索したが見当たらなかった

コヒ            「えっと、こっちか」
尻子            「まだあいつらいないだろうな・・・」
コヒ            「あいつら・・・?」
尻子            「さっきのヤクザよ」
コヒ            「もう大丈夫っしょーw」
尻子            「いないねぇ。神社の裏もみにいってみようか」

しかし神社、本殿、神籬、鳥居などを捜索したが見当たらなかった
一同は全員集合した

五百籏頭         「学校にはいねーわ」
ザウ            「昨日の儀式した柱んとこも二人で見たけど居なかった」
破戒僧          「こっちも3人で車の方とか民家の裏とか見たけどだめだった」
コヒ            「こっちも居なかったわ・・・」
しょぼちん        「なっちゃん・・なにしてんですか・・・」
阪田            「もしかしてなっちゃんはもうこの世にいませんってか?」
尻子            「幽霊説ってか?」
コヒ            「おいおい・・・やめてくれよぉ」
五百籏頭         「うぬ、それは冗談でもいってはだめだ・・・」
阪田            「ごめん」
破戒僧          「気持ちはわかる」
しょぼちん         「なんかスッゲー胸騒ぎがするんだが・・・」
尻子             「俺もやきん・・・まさか・・・」
コヒ             「湖じゃね・・・?」
ザウ            「・・・そこだわ!!急ごう」

クソコテは胸騒ぎを感じ湖に急行した